■2007年11月07日(水)22:15
地球外知的生命体まだー?(・∀・)っ/凵⌒☆チンチン
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ま、mixiからの転載なんだけどさw
別の太陽系に第5惑星発見=衛星あれば生命も−米天文学チーム
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&k=2007110700251
なかなか面白い発見ですよね。 地球から41光年離れた恒星「かに座55(55 Cancri)」の周囲を公転する5番目の惑星が発見されたそうです。
もっともこれはガス惑星(木星みたいな)で、ここ自体に生命が、という話ではなく、その惑星に衛星があれば、という仮定の話なわけですけど(笑)
で、仮に衛星があったとしましょう。ここからが問題なんですが、 衛星というからには公転周期があるわけで、第5ガス惑星の周りをくるくる回っているはずです。(軌道傾斜角の問題は省きます) んで、ガス惑星の背後に回った時点で恒星からの光や熱はさえぎられるわけで。 そうなると、衛星の自転周期と公転周期とにもよるんでしょうけど、恒星側の半分では温められ、逆側にはいったときは冷え冷えになっちゃいますね。 大気があればまたこれは別の話になるわけですが、大気を保持するにはそれなりの重力が必要です。詳しくはないですが、本来月にも大気があったはずが、地球の約6分の1の重力のため大気はなくなってしまったといわれています。 (正確には、ナトリウムやカリウムといった通常は大気にはなり得ないような物質が希薄なガスとして存在しているらしいです) この、地球の45倍程度のガス惑星に、地球に近いほどの重力を持つ衛星を保持できるのは少々疑問かな、とか思ったりします。 地球の300倍以上の質量を持つ木星でも、現時点では地球の半分以下の衛星(例;ガニメデ。木星最大の衛星)しかもっていないことを考えると、大質量を保持しているとは考えにくいかなぁと。 仮に二重惑星だと考えてもみたいわけですが、この場合は発見されたガス惑星の軌道自体にふらつきが発表されると思われます。現時点で発表されていないということは、ふらつきが見つけられないほどに小さい質量のものしか周りにはないということでしょう。
【修正前】 ----------------------------------------------------------------- いっそ第6惑星が発見されたほうが面白いかも。無理かな。 地球の手前の金星は過剰に熱く、次の火星は過剰に寒いしね。
http://www.afpbb.com/article/environment-science-it/science-technology/2308305/2322680
こちらの記事によると、この惑星の公転軌道は260日の周期で、
「外気温度によって固い表面で水たまりができる「ハビタブルゾーン(居住可能地帯)」内にある。」 (「ハビタブルゾーン」とは、惑星の表面にある水が液体の状態で存在できる表面温度を保つことが可能な領域のこと。)
ということらしい。地球のような、ってことなんだろうね。
ということと、この惑星が地球の45倍もの質量を有しているということから、重力の影響を過大に受けあわない為には、その次の第6惑星がハビタブルゾーンの範囲内に位置するとも考えにくい。 (近すぎると惑星同士が互いの公転軌道に影響を及ぼしかねないかなと。) 地球からそう離れてない火星も金星もハビタブルゾーンじゃなかった、ってことだもんね。 -----------------------------------------------------------------
【修正後】 ----------------------------------------------------------------- 実は記述した当初は第5惑星(恒星から5番目に遠い惑星)が発見されたと勘違いしておりまして、第6惑星などという存在を仮定してみたんですが、もうちょっとネットをあさってみると、今回見つかったのは恒星より4番目に近い惑星ということらしい。 つまり、恒星より5番目に近い惑星は既に存在しているという事。
1 2 3 5 4 ○○○○○ ↑ここが新発見
となると、5番目に遠い惑星は「ハビタブルゾーン」から既に外れているということなので、6番目の惑星が見つかっても意味はないということになります。 うーん、残念。 -----------------------------------------------------------------
というわけで、ここに地球並みの重力を持った衛星が存在するとは思いにくいので、現時点ではまだ地球外知的生命体の存在にはお目にかかれないかもしれませんが、なんとも夢の広がる話ですねー(笑) | | |