◆ 血液のがん

・はじめに

記:2007/10/27

ここに記すことは、2007/10/11に初めて私たち4人が知り合ったある女性を軸に、4人で思考した結果です。

彼女は、正確には「悪性リンパ腫」という血液のがんに冒されて、ひとたびは骨髄移植で治癒したものの、つい先日再発がわかり、再入院してしまいました。


この先何がどう変わっていくのかわかりません。今のままでは、限られた中の時間をどう生きていくかの戦いになると思います
ですが、一人の女性を通して、皆さんに少しでも「血液のがん」という病気に対して意識を向けてもらえたら、そう思ってこのコンテンツを細々と運営していこうと思います。

参考:
骨髄移植推進財団


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もし私にご連絡などありましたらこちらまでお願いいたします。
aida00000001@yahoo.co.jp
全部半角でお願いします。
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記:2007/10/30

ここ数日、彼女はごそごそとPCでいろんなことをしているようだ。
あまり病気のことをこちらに知らせたくないニュアンスを感じるので、みなあまりそこには触れず楽しく過ごせるように、というスタンスで接している。
しかしどうしても気になったので、それとなく聞いてみた。
「なんかあったのか?」
と。
「ここ(病室)でも熱中できることが出来たら楽しく過ごせるかなって」
「こういうの毎日やってたことだからねw」
との返事。

ふむ。。。そういうものか。。。
病人、という目でつい見てしまいがちだけど、点滴や放射線などの治療をしてるとき以外はあまり動かないだけでただの暇人のようなものなのかもしれない。
そう考えれば、いつもの環境をPCに整えてそれで楽しんでいるだけなのだろう。
思い過ごしもいいところだったらしい。と一安心。

薬をリツキサンというものを使うようになってからか、あるいは同時に他の薬も変えたのかもしれないが、ややダルさが増した様子。
口では軽い言い方でそういうことを言うものの、実際を見てるわけじゃないからどうなんだか。
無菌室を出たら見舞いにもいけるようになるのだろうから、それまで我慢かな。多分無菌室内にまで入れるのはご家族だけだよね、きっと。





記:2007/10/27

今日書くことは、日記ではありません。

私たち4人が知り合ったある女性を軸に、4人で思考した結果を書くものです。

正確には「悪性リンパ腫」という血液のガンに冒されて、ひとたびは骨髄移植で治癒したものの、つい先日再発がわかり、再入院してしまいました。

その彼女に対して、自分たちが出来ることは何かと考えた結果、一人一人の意識を高める運動というのはどうだろうか。そういう話になり、バトンを作ってみました。
このバトンが、SNSまたWWWと言うネットワークの海をどこまでも流れ伝播していくことを願いながら、本日記すものです。


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【白血病バトン】



「あなたの大事な人が白血病になったらどう感じますか?」



眼を閉じてみてください。
そして貴方の一番大切な人を思い浮かべてみてください。

ご両親? 兄弟姉妹? 親友? 貴方の愛する人?



その人を思ってください。

・・・貴方のたった一人の大切な人。
   もしも白血病で治らないと判ったら?



白血病、悪性リンパ腫、こういった血液のガンを皆さんはご存知ですか?





Q1.白血病ってご存知ですか?

Q2.白血病の治療方法を知っていますか?

Q3.大切な人が白血病だと診断されました。余命はもって一年。貴方は何を思いますか?

Q4.お見舞いに行きました。無菌室に横たわる、大切な人の姿。よくわからない沢山の機械に囲まれて、ゆっくりと体を起こしながら貴方に語りかけてきました。なんと言って来ましたか?

Q5.大切な人の物々しい姿にショックを受けてしまった貴方。初めて血液のガンとは何か、に興味をもって、調べてみました。何がわかりましたか?

Q6.透き通るような笑顔を貴方に向ける大切な人。間違いなく命のカウントダウンが始まっているのは本人もわかっています。その笑顔の奥で、何を思っているでしょう?

Q7.残された命を大切に、時間の一粒もこぼすまいと精一杯生きる大切な人。貴方がその人にかける言葉があるとしたら、それはなんですか?



■■■ここからは立場が自分になります■■■

Q8.ある日貴方はしばらく続く体調不良に耐えかねて、検診を受けてみました。診断の結果は白血病で、余命は一年と宣告を受けました。貴方は何を思いますか?

Q9.大切な人がお見舞いに来てくれました。いくつもの血圧チェッカーや診断機器の隙間から見える心配そうな顔。貴方は何を思い、どんな言葉を交わしますか?

Q10.宣告された残る余命も半年を切りました。助からない命、大切な人とどう接したいですか? また、どう接して欲しいと思いますか?



■■■さいごに■■■

Q11.大切な人が白血病で苦しんでいます。骨髄移植ができる貴方は適応するかしないかわからなくても登録しますか?





最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。

私たち、4人は、悪性リンパ腫と戦う一人の女性に出会いました。
ひとたびは骨髄移植を受けて治ったものの、つい先日再発し、入院してしまいました。
彼女に残された治療は「臍帯血」と「抗がん剤治療」のみです。
ですが、私たちは諦めたくありません。

「自分が消えるのが怖い。どんな形でもいいから自分を残したい」
そう言った彼女の言葉は、魂の叫びに聞こえました。

私たちは彼女がそういう病気であると勇気を持って告白してくれたことに対して、自分たちのできる活動を考えこのバトンを作りました。
一人の力は小さくても、できることはきっとあるはず。
ほんの少しだけ、血液のガンに興味を持っていただけると幸いです。

4人から始まったバトンがいつか大きな力になることを信じています。

           from スモーキンジョー、aika、ぴょん吉、あいだ


参考:
骨髄移植推進財団
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破線の中がバトンになります。
どうか、もし少しでも共感してもらえたならば、このバトンを広げてもらえれば幸いです。
私のマイミクだけでなく、その先の先にまで届くことを願いながら、今日の日記を終わります。